アートメイクで失敗しないため、デメリットについてよく知っておこう!

色素の入った薬液を皮膚に注入するアートメイクは、「落ちないメイク」として人気を呼んでいます。

細胞の新陳代謝によって少しずつ色素は薄くなり、数年をかけて消えていくことになるので、トレンドや世代に応じたメイクに変えていけるという点も、多くの人から評価されるポイントと言えるでしょう。
ただし、そんなアートメイクにもデメリットは存在しますので、施術を受ける前に内容をよく確認しておくことが大切です。

アートメイクは医療行為

第一に、アートメイクは医療行為の一種に該当します。医師免許を取得しない人が機材を購入する、施術するといったことは原則として禁止されています。例外として、常駐する医師の指示のもとであれば看護師・准看護師によるアートメイクの施術は認められていますが、やはり有資格者であるということは把握しておきましょう。
つまり、一般的なサロンなどではアートメイクは通常できないので、格安料金などにつられて利用しないよう注意しましょう。この辺りを明確にするために「アートメイク」ではなく「医療アートメイク」と表現されることもあるので、初めてアートメイクに興味を持ったという人は、「医療アートメイク」というキーワードで探してみると良いでしょう。

皮膚のトラブル

第二に、施術をすることで皮膚のトラブルが発生するリスクは必ずあるということです。施術中はもちろん、人によっては肌トラブルを引き起こす原因になってしまうかもしれません。これまで知らなかったアレルギー反応などが出る可能性もあるため、必ず医師による問診を行い、よりトラブルが起きづらい施術ができるようにすることが大切です。
施術後のダウンタイムは数日から1週間程度発生します。肌の健康を保つため、施術前後は早寝早起きや食生活に気を付けるなどして、少しでも負担がかからないようにしましょう。

落ちづらい

第三に、アートメイクはすぐに落ちづらいという点です。これはメイクの手間がかからないというメリットと表裏一体のデメリットと言えるでしょう。
色素を注入しているのでメイクが薄れるまでに年単位の時間がかかります。つまり、メイクのカラーやテイストを日によって色々と変えたいという人や、ヘアカラーを思い切り変えたいという人の場合、「今日のカラーと自分のアートメイクがマッチしていない!」となる可能性が高くなるので注意が必要です。