アートメイクに伴うダウンタイムと痛み

眉のアートメイクは、眉毛のメイク時間を大幅に短縮できることから女性の間で高い人気を博しています。眉毛を自分が気に入った形に保つことができるので、メイクが苦手だという方にうってつけです。ただアートメイクは針で皮膚を傷付けてインクを入れていく施術なので、痛みやダウンタイムについて心配する方は少なくありません。
まず痛みについては、部分麻酔で抑えられるので心配する必要はありません。
術後も痛みを感じることがないので、誰もが気軽にアートメイクを受けることができます。

ダウンタイムについては、施術からおよそ1週間程度となります。針で皮膚を傷つける施術なので、眉周りのひりつき、かゆみ、赤みや腫れなどが出ることが多いです。
しかしながら、施術から1週間ほど経過すれば症状はなくなるので、安心です。また、施術から数日経過すると患部にカサブタができて一時的に眉が濃く見えるようになります。ただ1週間経てば自然にカサブタが剥がれるので、眉毛の色味も落ち着きます。

ダウンタイム中は皮膚に色素がしっかりと馴染んでいないので、気をつけないと眉毛の色が落ちてしまうことがあります。例えば、施術直後は洗顔やクレンジングを避ける必要があります。
というのも、施術箇所にむやみに水分をつけてしまうと傷口から色素が抜け落ちてしまうからです。また、傷口が治っていないので、洗顔料の成分が入って炎症を起こす可能性もあります。顔をきれいに清潔にしたいのであれば、拭き取りタイプの洗顔シートを使うと良いでしょう。

その他にも、ダウンタイム中は日焼けをしないように気を付けることも大事です。その理由は、紫外線の影響で皮膚に注入した色素が褪せてしまったり、色素沈着が起こったりするリスクがあるからです。
さらに、日焼けで肌のバリア機能が低下するので、乾燥や赤みなどのトラブルが生じる可能性もあります。したがって、外出の際には必ず帽子や日傘、サングラスなどを使ってきちんと紫外線対策をするようにしましょう。
施術後は患部にかゆみを感じることもありますが、触ってはいけません。執拗に触れるとカサブタが剥がれて、色素も一緒に落ちてしまうからです。
仕上がりをきれいにするためにもダウンタイムの過ごし方には気をつけましょう。