完全オーダーメイドのアートメイクを受ける

アートメイク アートメイクは、眉、目、唇などを対象に色素を注入することで、水や汗などでも落ちないメイクを施すという医療行為です。
皮膚の浅いところである表皮層に色素を注入するため、タトゥーなどとは異なり、1~2年をかけて細胞が入れ替わるにつれて自然と薄くなっていきます。
ただ、通常のメイクのように肌の上に乗せるものではないので、洗顔やメイク落としなどで取り除くということはできません。

寝起きや運動直後でもメイクをしたような美しさをキープできる、というのは大きなメリットです。
しかし、万が一、自分の雰囲気に合わない仕上がりになってしまうと、修正やアフターフォローに手間がかかってしまいます。このようなリスクを回避するためには、カウンセリングを通じてメイクの内容についてよく検討することに加えて、オーダーメイドの施術をして貰えるようにしましょう。

知識

まず第一に、アートメイクの施術は医師・看護師など有資格者でなければ行えませんが、それに加えて、美容・メイクに関する知識が豊富な人の方がより良いでしょう。
具体的には、
「眉をこのカラーで、このように整えたい」
という希望を述べた時に、「肌の色や骨格から考えて、こちらの方がより良いのでは」という提案を返して貰えるような施術者が理想と言えます。特に自分の顔というものは鏡などを通さずに見ることはできません。
自分では「理想のメイクはこれ!」と思っていても、よりマッチしたメイクが存在する可能性は高いです。

肌質

アートメイクは個人の肌質などに合わせて施術するため、多くのクリニックでもこういったカウンセリングなどを重要視しています。が、更にメイクデザイン・メイクアーティストという技術を掲げているクリニックに行くと、よりきめ細やかな完全オーダーメイドの仕上がりに近づけるでしょう。また、アートメイクは数年後、色素が抜けた後、再度施術するか検討する必要があります。そのような時に安心して同じクリニックで、自分らしいメイクを目指した施術を受けられるよう、長期的な計画をしておくことも大切です。
例えば、ある程度の日数が過ぎてから、肌のカウンセリングを再度受けられるかといった対応を確認したり、二回、三回とアートメイクをした人の実績や症例について確認すると良いでしょう。